2025年05月19日 09:29

横浜市歴史博物館は、1月31日にむかえた開館30周年を期に、新たな寄附・会員制度「横浜レキハク・パートナーズ」を開始した。
横浜市歴史博物館は、1995年1月31日の開館以来、「横浜に生きた人々の生活の歴史」をテーマに横浜の歴史・文化にかかわる数多くの資料の収集や調査研究をおこない、それらを紹介する展覧会を開催している。横浜市歴史博物館は、2006年度より横浜市ふるさと歴史財団が横浜市より指定管理者として委託を受ける形で管理運営している。これまでにも魅力ある活動を推進すべく、指定管理委託料のみならず、文化庁をはじめとする国庫補助金や民間の助成金の獲得、展覧会等に対する企業や個人からの協賛金、クラウドファンディングなどの方法を活かして事業財源の多様化に努めてきた。
「横浜レキハク・パートナーズ」は、同館の30周年の記念事業をはじめとし、これから先地域社会や文化活動のニーズにあわせた取組を展開していくための財政支援を目的とした制度。支援の方法は、「横浜レキハク・パートナーズ 会員」入会、「横浜レキハク・パートナーズ 寄附金」支援の2通り。横浜レキハク・パートナーズ 会員」入会は、人々から年度会員として年度内に一定額の支援金を受け、同館からの各種サービスを提供する会員制度。個人、法人に向けてさまざまな特典を用意している。「横浜レキハク・パートナーズ 寄附金」支援は、寄附による支援のため会員特典の提供はできないが、「住民税・所得税」等の優遇を受けることができる。