2025年07月30日 15:46

水道機工は、世田谷区船橋小学校にて、7月24日に、「災害と水のひみつ」をテーマに体験型ワークショップを開催した。
ワークショップには昨年8月に結成した同社独自の緊急災害水支援チーム「Emergency Water Assistance Team」(略称:EWAT(イーワット))が登壇。災害時の水の大切さについて学ぶプログラムを提供した。EWAT隊員による、防災に関する小学校でのワークショップは、同社として初の取組みとなる。
近年、いつ起こるかわからない自然災害に備え、私たちの暮らしに欠かせない「水」をどのように確保・活用していくかは、社会全体で取り組むべき重要な課題となっている。当日は、小学1~4年生までの35名の児童を対象に、水に関するクイズや、非常災害用造水装置「トレローム」を実際に体験。水の大切さや災害時の水をどのように備えるべきか楽しく学べる場となった。
参加した水道機工EWAT隊員は「小学生でも楽しく学べるような授業設計を工夫した。子どもたちから「浄水場」や「水源林」などの言葉が出てきたことに驚くとともに、日頃から東京都の水道キャラバンなどの学習を通じて、水について学んでいる証拠だと思い嬉しく思います。」とコメント。
ワークショップに参加した小学生からは、「安全な水を作るには想像以上に手間がかかることに驚き、非常災害用造水装置では汚水がきれいな透明な水に変化して面白かった」などの声が聞かれた。