2025年05月13日 20:02

ジモティーは、東京都八王子市と2022年9月から実証実験を開始している「ジモティースポット八王子」の実証実験を継続する。

「ジモティースポット八王子」では2024年4月~3月の期間において、持ち込まれた不要品の約94%にあたる約2万2000品の不要品のリユースに成功し、粗大ごみ減量効果は約100tと試算している。

なお、本事業は環境省が公募した「令和6年度使用済製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業」に採択されている。八王子市とジモティーが連携するリユースの取り組みが環境省の公募事業に採択されるのは3年連続となる。

ジモティースポットは、「不要になったけれどもまだ使えるモノ」を地域のコミュニティ内で譲り合うことが出来るサービス。持ち込み希望者は、ジモティースポットに持ち込むだけで、手軽に必要とする人へ譲渡することができる。そして、譲り受け希望の人は、持ち込まれたモノの情報を地域の情報サイト「ジモティー」で検索し、ジモティースポットで引き取ることでマッチングが成立する仕組みとなっている。

不要品を持ち込む人のメリットは、簡単に不要品を引き渡せるため、気軽に地域のリユースに参加可能なこと。不要品を譲り受ける人のメリットは、手に取りやすい価格でリユース品を購入・譲受できることとなる。自治体のメリットは、ごみとして捨てる以外にリユースする選択肢を持つことが可能になり、ごみ減量活動の促進につながる。