2025年01月14日 09:04

TAFDATAは、1月5日、シービット社が運営するオートテニス練習場「テニスBOX」において、AIを活用した次世代テニス指導サービス「TennisLabo(テニスラボ)」の導入を開始した。これにより、従来の一人での練習にAIによるリアルタイム指導が加わり、必要なタイミングで効果的なアドバイスを受けられる環境が整う。

「テニスBOX」は、大型スクリーンに映し出される映像に合わせてボールを打ち返すシミュレーションテニス施設。一人でもラリーを楽しむ感覚で練習が可能で、打ち返したボールの着地点や打球速度、成功率などのデータを即座に確認できる。

シービット社代表の玉城さんがテニスの分析に高い関心を持っており、TAFDATAの「TennisLabo」が提供するAI分析との親和性が非常に高かったことから、今回の導入が実現した。

これまで一人での練習では、自身の動きを復習したり、適切なアドバイスを得ることが難しい状況だった。「TennisLabo」の導入により、プレーヤーは自分のフォームをリアルタイムでチェックしながら練習でき、パフォーマンス向上が期待される。実際の利用者からは、「体重移動の数値化」や「体軸のズレの視覚化」などに関して、高い評価を集めている。

「TennisLabo」はリアルタイム分析に注力しており、ユーザーが身体的な感覚を忘れる前に解析を完了させることを重視している。これにより、即時のフィードバックが可能となり、効果的な練習をサポートする。