パラマウントベッドは、紙おむつ内の色の変化をセンサーで検知し、排便の発生をリアルタイムで通知する、紙おむつ用排便センサー「おむつCOLOR（おむつカラー）」を5月7日より発売する。

本製品は同社初のおむつ用排便検知センサーであり、専用アプリや見守り支援システム「眠りCONNECT」に排泄記録を連携させることが可能な上、排泄のタイミングが示唆される。同社は本製品を通して介護DX化を加速させ、職員の負担軽減や利用者へのきめ細やかなケアに貢献する。

介護施設における排泄ケアは、身体的・精神的にも、業務上においても大きな負担になっている。本製品はおむつ内の色の変化を検知し、専用の「おむつCOLORアプリ」と連携させることで、排便を適切なタイミングでスタッフのスマートフォンに通知することができる。これにより、スタッフの負担の軽減に寄与する。

「おむつCOLOR」で得た排泄記録は、同社が既にサービスを提供している見守り支援システム「眠りCONNECT」に連携させることが可能。また、排泄情報に加え、睡眠・体重・温湿度記録を一元管理することで、介護施設における介護DXの推進に貢献する。本製品は、終日排泄検知を行う「1日パック」と夜間帯の排泄検知を行う「夜間パック」の2種類を用意している。価格はオープン価格。