2024年10月22日 09:02

シャボン玉石けんは、西日本旅客鉄道が10月13日に福岡県那珂川市にある博多総合車両所で実施した「新幹線ふれあいデー」に無添加洗濯石けん「粉石けんスノール」を提供。子どもたちをはじめ多くの参加者が新幹線(博多―東京間で運行されているN700A)の車体洗浄体験イベントに参加した。

シャボン玉石けんは2024年に無添加石けんの製造・販売に切り替えて50年という節目の年を迎えたが、1971年に国鉄(現JR)から「機関車を洗ってもサビが出ない無添加石けんを作ってほしい」という注文が入ったことが転機だった。試行錯誤の末、当時の日本工業規格(JIS)を上回る高純度の無添加粉石けんの開発に成功。その過程で無添加石けんのよさ、人にも環境にもやさしいことを実感した先代社長が一大決心をし、シャボン玉石けんは1974年8月に無添加石けんの製造・販売に切り替え、それ以来「健康な体ときれいな水を守る。」という企業理念に基づき、人々の健康や地球環境を守り、社会に貢献すべく努めてきた。

今回初めて、50年前に開発した無添加粉石けんを受け継ぐ「粉石けんスノール」で新幹線の車体を洗浄するというイベントを実施。また、「粉石けんスノール」を使用して、新幹線型石けんの手作りワークショップも開催した。

新幹線の車体洗浄に参加した子どもたちからは、「家でもシャボン玉石けんを使っているけど、新幹線の汚れも簡単に落ちてびっくりした」「初めて新幹線をお掃除したけど、うまくできて楽しかった」といった声が寄せられた。