2024年10月17日 15:57

電通アドギアは、電通プロモーションエグゼおよびスピックと合同で行う「SDGs ACTION LABO」の一環として、新プロジェクト「ReBORN LABO」を発表した。

このプロジェクトは、捨てられるはずだったものなどに新たな価値を見出し、ユニークで面白いものづくりを支援することを目的としている。第1弾として、「ReBORN LABO PAPER」を展開し、紙の専門商社「竹尾」と連携。廃棄食材や繊維を再生してポスター、ツール、景品などの紙製品を提供する取り組みを開始する。

「ReBORN LABO PAPER」では、異質な繊維を混ぜ合わせて抄いた「混抄紙」などを使用し、独自の質感やデザインを持つ紙製品を提供する。具体的には、電通アドギアとせたがや農福ファーム・せたそらと共同で、せたがや農福ファーム・せたそらで廃棄される間引いたカブや大根を使い混抄紙をつくる。その混抄紙で、リモート会議中か否かを表示するペットボトルに設置するPOPを制作した。このソリューションは、環境意識の高い企業や団体、自治体などを主なターゲットとしており、環境保護に関心がある顧客層に向けて、持続可能な製品を提供する。

「ReBORN LABO PAPER」では最適な混抄紙などを提供し、クライアントのニーズに合わせたポスターやツール、景品などの製作を行う。今後も新しい技術を取り入れたソリューションを開発し、ラインナップを拡充していく。詳しくはこちら