2015年07月07日 16:38

ウェルクスは保育士を中心とした128人に副業の経験についてアンケートを実施した。まず副業経験の有無については、半数以上の54.7%が「経験したことがある」と回答。そのうち「現在も続けている」という回答者は58.9%。「現在はしていないが、またしようと考えている」と答えたのは19.6%だった。

また副業の業務内容については、最も多かったのが、夜間や休日に勤務できる飲食店で39.6%、次いでレジャー施設や夜間の保育施設など本業以外での保育業務が11.3%だった。本業との両立のうえでどんな点が最も大変かという質問には「体力面での辛さ」を挙げた人が最も多く28.3%で、次いで「睡眠時間の確保」が16.7%。

平成25年の保育士全体の平均年収は310万円、平均月収は21万円と、全ての職業の平均より、年収で約100万円、月収で約10万円ほど少ない。処遇の低さから生活を支えるために副業を行っている現状があるようだ。