2024年05月20日 15:36

三秀工業は、2024年春に「鉄の更なる可能性を追求する」ことをビジョンに掲げたブランド「3E WORKS(スリーイー ワークス)」を始動。5月8日より、クラウドファンディングサイト「BOOSTER」にてプロジェクトを開始した。

同社は長く電機や機械産業のサプライヤーとして、切断、曲げ、溶接を中心としたあらゆる部品を製作し、技術を磨き続けてきた。そこで培った加工技術力と鉄の有用性を熟知する職人集団として、更なる鉄の可能性を模索し、「鉄の価値」を再発信するために立ち上げた。鉄は地球上1/3を占める最も豊富な資源。再利用も可能で製品寿命が長い特性から、鉄の有効利用はSDGsにも貢献する取り組みと考え、鉄の特性に焦点を当て、新たな価値を提案していく。

第一弾シリーズのプロダクトコンセプトは「オマージュ」。オマージュというアプローチ手法を採用し、名作と呼ばれる家具を、鉄が代表する金属を用いて表現していく。

デビューシリーズは、「Hommage for Pierre Jeanneret」。スイスの建築家ピエール・ジャンヌレが1950年代のインドのチャンディーガル都市計画の際にデザインされた家具シリーズの、代表的な2種類の椅子とサイドテーブルを、ステンレススチールに置き換えて表現した。製造は全て自社内で完結し、職人ならではの手仕事で仕上げを行なっている。「3E WORKS」プロジェクトサイトはこちら