2024年05月07日 09:03

休暇村館山では、皇室献上で知られる南房総の初夏の味覚「房州びわ」の食べ放題体験がついた宿泊プランを5月7日から販売する。
千年も前から食用に供されていたびわだが、房総のびわは、江戸の中期より栽培をはじめ270年以上の歴史を有している。明治時代から毎年皇室に献上している「房州びわ」は、肉厚たっぷりな大粒の果実とみずみずしさが特徴。毎年5月上旬から6月中旬にかけて収穫期を迎えるが、びわは追熟しないため木で熟した果実をもいで食べるのが、一番フレッシュで美味しいといわれる。1年のうちでこの時期だけしか食べられない上品な「房州びわ」を味わうことができる。
びわの生産地としては北限に近い南房総エリアだが、傷つきやすいびわを東京に運ぶには有利な場所だったことから栽培が盛んになった。房州びわを自分で選んで収穫できるのは産地ならでは。休暇村館山では「房総びわ」を30分食べ放題の体験がついた宿泊プランを用意。もぎたての美味を味わえる。「房州びわ」は、もぎたてほど果肉もやわらかく、風味も豊かなびわ。産地ならではの贅沢な味わいとなる。
宿泊プランの販売は5月7日~6月10日。料金は平日2名1室利用、1泊2食付き大人1名1万8150円(税込)から。夕食はビュッフェコース。体験場所は房総の蔵お百姓市場(休暇村より車で約25分、送迎なし)。体験時間は9時~15時。※生育状況により籠盛りの食べ放題になる。