2024年01月29日 12:31

ヤマガタデザイングループは日本エスコン社とともに、日本全国に「農」をコンセプトとしたホテル「(仮称)SUIDEN RESORT」を展開していくことを決定した。様々な施設開発の実績のある日本エスコンと連携し、さらには同社グループの力を結集。開発エリアにおいて地方への誘客促進、農業支援、新規雇用の創出など、魅力ある街づくりに貢献する。
YAMAGATA DESIGN RESORT(YDR)は、2018年山形県庄内地域にスイデンテラスを開業した。庄内地域は、深刻な人口減少や高齢化に直面しており、観光地としての認知度も決して高くはない。このような逆境の中で、農業をコンセプトとした食や宿泊のコンテンツづくりに取り組むことで、年間6万人の宿泊客を呼び込んだ。館内のレストランでは、有機米デザイン(YMD)などの自社グループの農業事業との連携により、朝食バイキングでの地産地消率80%以上を実現している。
一方、日本エスコンは、分譲マンション事業を軸に、商業施設、ホテル、物流施設の開発やまちづくり事業を行っている。直近では、北海道日本ハムファイターズの新球場を核とする北海道ボールパークFビレッジにおいて、まちづくりに参画。地域の活性化に取り組んでいる。
今後、スイデンテラスを世界観や提供価値を表現した象徴的なブランドシンボルとして、豊かな自然や農業の営み、地産地消の食材など、観光と農業を柱に活力ある街づくりに取り組む。