2023年11月01日 12:57

トリニティ・テクノロジーは、家族信託を全国に正しく普及させるサービス「スマート家族信託」の名称を「おやとこ」に変更する。
家族信託は家族間で信託契約を締結し、親が元気なうちに資産の管理権を子世代に移転することで資産凍結リスクを回避し、さらには相続後の遺産分割までを担うことができる仕組み。同社は2009年に創業した司法書士事務所をルーツとする、スタートアップ企業。2016年より家族信託のサポートを始め、2020年にトリニティ・テクノロジーを創業、2021年より「スマート家族信託」サービスを開始した。社会課題「認知症による資産凍結」の解決のため、家族信託を全国に普及させるべく事業活動を行っており、702社(うち金融機関17社)の提携企業を持ち、年間数千件の家族信託に関する問い合わせを受けている(10月現在)。
今回、家族信託を全国に普及させるために、より親しみをもってもらえる名前にしたいとの想いを込め、サービス名を改称した。「おやとこ」は、家族信託の組成コンサルティングを専門家が行うだけにとどまらず、信託契約締結後に信託したお金や資産をアプリで簡単に管理することができる、コンサルティングとSaaSプロダクトを掛け合わせた日本初のサービス。司法書士などの専門家による継続的なサポートと、信託口口座とのAPI連携等を搭載したシステムにより、家族信託の運用の手間を大幅に省き、かつ家族の財産を安全に管理することができる。