2023年09月12日 15:55

ラピュタロボティクスは、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」でサポートするワークフローに「補充機能」を追加した。

ラピュタロボティクスは、チューリッヒ工科大学発のベンチャー企業。「ロボットを便利で身近に」をビジョンに掲げ、世界でも最先端の制御技術および人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクスプラットフォームの開発と、ロボットソリューションの開発・導入・運用支援を行っている。

「ラピュタPA-AMR」は2020年7月に商用化して以来、多くの顧客に利用されるようになり、導入機会も増えている中で、物流現場における課題やロボットのさらなる活用方法などの相談を受ける機会が多くあった。そうした中、4月には、Put to Light(誤ピッキング防止アシスト)機能の追加を実現し、7月には、「渋滞回避」「ダッシュボード」のアップデート、「定点搬送機能」の追加を実現した。今回、従来のピッキング業務に加えて物流現場における主要な業務である「補充機能」をサポートする機能を追加する。

「補充機能」では、仮置き場に集められた格納予定商品を、格納モードに設定された「ラピュタPA-AMR」が指定の場所に搬送。「ラピュタPA-AMR」の操作パネルに表示される「棚番」「商品コード」「商品名称」「補充先ロケーション」に従い指定の棚へ商品を格納する。ロボットによる搬送とシンプルなオペレーションにより、作業者の業務負荷を低減する。

ラピュタロボティクス