2023年09月04日 15:19

電話放送局は、代表電話の電話取り次ぎの自動化を求める、バックオフィス部門からのニーズに応じるべく、電話取り次ぎDXサービス「とりつぎ君」を開発、9月11日に提供開始する。

テレワークが日常化する中で、従来の電話取り次ぎの方法は、時代に合わなくなった。コールセンターに限らず、電話業務のDX推進がバックオフィスにも求められている。電話放送局は1998年から、電話取り次ぎシステム「とりつぎ君」をオンプレミス型で、提供していた。今回、リリースする「とりつぎ君」も、発話での入力にも対応している。しかし、当時は人で対応するのが良しとされる平成の時代背景や、先進的すぎてユーザーが戸惑う点、また提供価格が高額だったため、販売先は限られていた。

今回提供開始する「とりつぎ君」は令和の時代に合わせ、クラウド型となり、手軽に導入できる低価格で提供する。電話放送局は古くから電話取り次ぎの課題に取り組んできた。そして、「とりつぎ君」に電話取り次ぎ自動化に必要な要件を満たす機能を実装し、電話取り次ぎの自動化を再定義した。取り次ぎ先の部署名や担当者個人名を発話するだけで、取り次ぎたい部署や個人に、自動で取り次ぐことが可能だ。録音した音声をテキスト化し、メールやチャット通知に加え、SMS通知にも対応。運用開始時点で想定していなかった発話キーワードを、音声認識のチューニング画面で編集可能だ。

提供価格は、初期:10万円、月額:5万円。1000件含む(超過分は従量課金として別途発生)、転送先(とりつぎ先)への転送通信料は別途発生。提供開始日は9月11日。

とりつぎ君紹介サイト