2023年05月10日 20:14

NIMO ALCAMOは、精神的な理由による離職や、体調や家庭の事情などにより一般的な就労では不利となる事情を抱えた人が、不利を感じることなく働くことができるワークルールを設計したチャイの製造工房兼カフェをオープンする。

近年、精神的な理由で休職する人の数が増加している。休職・離職した時にハードルとなるのが、復職の難しさ。そこで、今働けていない人が一歩を踏み出すための「24時間いつ来ていつ帰ってもいい」「アバター(分身キャラ)」で働けるなど、多様な働き方が選択できるチャイの製造工房兼カフェをつくる。

働くハードルを下げる3つの新しいワークルールを導入し、今働けていない多様な人が働ける環境を作る。24時間いつ来ていつ帰ってもいい「シフトフリー」。体調が安定していない、家庭の事情で急に予定が入るなど、勤務時間を約束することが負担になってしまう人がいる。そんな人でも「シフトに穴を空ける」ことを気にしなくて良い、24時間いつ来ていつ帰ってもいい制度を製造部門で取り入れる。

姿を見せずに接客の仕事をする「アバター接客」。一人の仕事を複数人でシェアして負担を減らす「ワークシェア」。本来1人で行う業務を複数人でシェアすることで、報酬は減るが一人あたりに求められる負荷を分散し、余裕を持って働くことができるワークルールとなる。

7月の店舗オープンに向けて、5月中を応募期間とし、6月からスタッフ研修を行い、7月のカフェ店舗オープンを予定している。