2022年10月20日 09:55

うなぎの寝床は、年間を通じて行う「地域文化って何だろう?研究会」の第7回目を「わたから見えるネイティブスケープ展」と題し、「わた」をテーマとし研究する企画展を11月2日より開催する。

うなぎの寝床は、福岡県八女市を拠点とし、地域に伝わる歴史や文化を独自に研究し、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを見出す「地域文化商社」。「Nativescape(ネイティブスケープ)」とは、「ネイティブ(その土地固有の)」と「ランドスケープ(風景)」を足した造語。うなぎの寝床では、地域固有の文化と物語(ネイティブ)を重んじながら、未来へとつないでいく人々がいる風景(ランドスケープ)をネイティブスケープと定義した。

今回は、「ふわふわで、ぽかぽかで、心地よいの正体は?~見えないところを見てみよう!」をひとつの研究目的に掲げ、「わた」が精製され、はんてんやクッションの中材(中わた)として手作業でひとつひとつ入れられていく様子から、見えないところで機能する「わた」の存在、その心地よさの理由をじっくりと検証・研究していく。原綿問屋の新川桂で製綿される中わたを使った宮田織物の「わた入れはんてん」のラインナップを筆頭に、わたを使った様々な商品とともに「わたから見えるネイティブスケープ」を紐解いていく

開催地は、11月2日~21日「うなぎの寝床 ららぽーと福岡店」(福岡県福岡市博多区那珂6-23-1 1階)、11月26日~12月12日「うなぎの寝床 旧寺崎邸」(福岡県八女市本町327)。

うなぎの寝床