2022年07月12日 15:58

コクヨは今年4月から、大阪工業大学空間デザイン学科のプロダクトデザイン研究室と共同で、「サービスデザイン」をテーマにした授業を企画運営。本授業を通じて「コト価値のデザイン」に触れ、不確実な社会において必要不可欠な「自ら問いを立てる力、答えのない問いに立ち向かう力」を養うための機会を提供する。
コクヨは創業以来、さまざまなプロダクトやサービスを通じて社会に価値提供を行ってきた。2021年2月には企業理念を「be Unique.」と刷新し、創造性を刺激し続け、世の中の個性を輝かせ未来の社会を豊かにすることを目指している。この度は、プロダクトのデザインに精通しており、これからの社会を創っていく大阪工業大学と志が一致、学生の更なる成長をサポートするため活動を開始した。
授業テーマは、「サービスデザイン」。自身の身近な不満から捉えた新規ニーズに対し、提供価値の言語化およびサービスとして企画立案を行う。その経験を通して、プロダクト単体ではなく、一連のすべての顧客体験の集合体としてのサービスを設計する能力を養う。7月25日には最終発表会を実施。コクヨ経営企画本部イノベーションセンターのセンター長はじめ、新規事業に関わるメンバーに対しゼミ生が、4カ月間ブラッシュアップし続けた自らのアイデアを提案する。
ゼミ担当者は、「多彩なモノとコトを社会に提供し続ける企業の取り組み、プロフェッショナルの視座にふれることは、学生はもちろん、担当教員にとっても得難い経験になっている」とコメントした。