2022年07月08日 10:00

UPDATERは、Climate Tech事業「みんな電力」において、同社の法人顧客940社を対象とした節電プロジェクト「みんな節電Biz ~節電協力金制度2022夏~」を7月11日より開始する。
今夏の電力不足に際し、政府は今月から9月末まで、7年ぶりに全国規模での節電要請を行っている。これと同時に、卸市場価格は電力ひっ迫の影響を受け、引き続き高値で推移している状況だ。同社は卸市場価格の影響を受けない非FIT電源の調達や相対取引を増やすことで、2022年度調達電源の50%を固定価格で調達する見込み。この調達成果は法人顧客の料金体系に反映することで、可能な限り法人顧客の卸市場価格高騰リスクを抑制している。さらにもう一歩、需給ひっ迫時の電気使用量の抑制に協力した顧客に節電協力金の形で電気料金負担を軽減し、同時に同社の継続的な経営を両立するための取り組みとして、DRを活用した節電アクションのサポートを開始する。
今回のプロジェクトはデマンドレスポンス(DR、電力を使う側が使用量を調整することで電力の供給と需給のバランスを取る仕組み)を導入し、法人顧客の節電量に応じて電気料金を割り引くことで、法人顧客のピークシフトを支援するもの。同社はDRを活用することで、法人顧客の人々と共に節電アクションに取り組んでいく。対象は、同社を利用する法人顧客 低圧・高圧・特別高圧(個人事業主含む)。
節電協力金は、節電量1kWhにつき2円~10円(需要ひっ迫の状況やJEPXの価格等に応じて設定)。対象期間は7月11日~9月30日。