2022年04月18日 12:28

東洋館出版社は、認知機能を育む絵本「お医者さんが考えた 認知機能を育む えほんコグトレ(全3巻)」を4月20日に発売する。
累計60万部突破のベストセラー「ケーキの切れない非行少年たち」(新潮社)で注目された「コグトレ」。コグトレとは、認知機能トレーニング(Cognitive Training)の略称で、「覚える」「数える」「想像する」「注意する」といった認知機能を高めるトレーニングとして人気を博している。
「えほんコグトレ」では、ストーリーを読み進めるなかでたくさんのクイズ問題に挑戦する。課題は、認知機能の要素(覚える、数える、想像する、注意する)に対応しており、絵本を読み進めながら少しずつ練習できるようになっている。認知機能は、学習だけでなく日常生活を送る上でも必要とされる力。たとえば、「交差点で車が飛び出てくるかも知れないから、一度立ち止まろう」と考えるのにも、実はたくさんの認知機能が必要となる。周りの歩行者の状況、信号機の色、自動車の排気音などから状況を理解し、適切な行動へ結びつけなければならない。「えほんコグトレ」では、そういった日常生活にひそむ危険を想像するトレーニングも収録している。
ラインアップは、「えほんコグトレ1 スウちゃんミイくんの しょうてんがいで おかいもの」、「えほんコグトレ2 スウちゃんミイくんの どうぶつえん めぐり」、「えほんコグトレ3 スウちゃんミイくんの ゆうえんちで ききいっぱつ」。
価格は各1496円(税込)。発売日は4月20日。