2022年02月02日 12:35

滋賀農業公園ブルーメの丘は、園内で飼育しているアルパカの毛を活用した毛糸キットの商品化に成功した。

ブルーメの丘は酪農・ふれあい・体験をテーマに、自然の中で遊びを通じて感性を育む公園。園内では四季折々の花が咲き誇る。また、人気の動物カンガルー・カピバラとのふれあい体験や、ピザ窯でのピザづくり体験、クラフト体験など様々な体験が楽しめる。

今回商品化した毛糸は、ブルーメの丘で大切に育てているアルパカの毛だけでつくられている。毎年春に行う毛刈りは、アルパカの健康を保つためにとても大切な作業。2022年、ブルーメの丘はSDGsへの取り組みの一環として、これまで廃棄していた原毛を活用するために、新たなプロジェクトをスタートさせた。

洗いから紡ぎまで手作業にこだわって完成させた国産アルパカ100%の毛糸は、アルパカ毛の天然の色と風合いをそのまま楽しめるとても希少な製品。毛糸キットは、プロのニットデザイナー・笹谷史子さんの協力により、ブルーメの丘オリジナルの編み図で届ける。アルパカ特有のなめらかで優しい手ざわりを最大限に引き出すデザインだ。編み図の種類はネックウォーマーとハンドウォーマーの2種類。2月11日から園内の売店にて各種25個の限定販売を開始。今後は、ECサイトやふるさと納税返礼品にて販売する予定だ。

価格は、ブルーメの丘産アルパカ100%ニッティングキット「模様編みネックウォーマー」8800円、「アラン編みハンドウォーマー」6600円(すべて税込)。所在地は滋賀県蒲生郡日野町西大路843。

公式サイト