2022年01月31日 12:37

有馬芳香堂と内野は、落花生の薄⽪を使用した落花生タオルの販売に伴い、パートナーシップを諦結した。
有馬芳香堂は、2021年に創業100年を迎えるナッツ・豆菓子・ドライフルーツを扱う食品メーカー。大手繊維会社の内野から、「捨てるナッツを使用して繊維を染めることができないか」との声がけがあり、落花生の薄皮を使用した繊維染めへの取り組みを開始した。同社は、以前から土染めや草木染めなどでタオルを製造している。本来であれば廃棄物となってしまう薄皮を使用することにより、環境だけでなく顧客にとっても新しい価値を提供できる取り組みをしていきたいという想いから共同開発に至った。
染料として使用する薄皮は、焙煎過程で剝けてしまったものを使用している為、廃棄量としては月に数kg程度となる。廃棄量としてはそこまで多くないが、食品を取り扱うメーカーとして、少しでもフードロス削減に貢献していく必要があると考え、薄皮の有効活用を積極的に進めた。
価格は、「ピーナッツ染めオーガニックコットン タオルハンカチ」1100円、「ピーナッツ薄皮染タオル」1100円(すべて税込)。発売日は2月4日。販売場所は、「ピーナッツ染めオーガニックコットン タオルハンカチ」が公式オンラインショップ「UCHINO Online Shop」、「ピーナッツ薄皮染タオル」がナッツスイーツ専門店「NUTS LAB(ナッツラボ)」店頭。