2022年01月27日 12:49

「添好運(Tim Ho Wan/ティム・ホー・ワン)」の日比谷店、新宿サザンテラス店では、グランドメニュー表に、紙の代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を採用した。
LIMEXは、TBMが開発・製造・販売する、炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材。石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず、紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる。6000以上の企業や自治体にて採用されており、世界40カ国以上で特許を取得。プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など、枯渇リスクの高い資源の保全に貢献することが可能。
「添好運」は、4年連続でミシュラン3ッ星を獲得した、フォーシーズンズホテル香港の広東料理店の点心師を務めたシェフが、2009年、香港に創業した点心専門店。日常的な料金で一流ホテルの味を楽しむ事ができるレストランとして評判を呼び、2018年には日本初上陸として日比谷店がオープンした。
いままで店舗で使用するメニューには「紙」を使用していたが、環境影響の観点から、このたび新素材LIMEXへ切り替えた。環境の観点のみならず、LIMEXは水に強く、汚れてもすぐに拭き取れるため、紙に比べて耐久性、衛生的にも優れており、手触りが良いのも特徴。今後もサステナブルな循環型モデルを目指し、アップサイクル(再製品化利用)の取り組みを進めていく。。