2022年01月06日 15:41

国際エクスプレスのリーディングカンパニーであるDHLジャパンでは、集配車両及び営業車両全台に、交通事故削減支援を行う次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」を導入し、運用を開始した。
Mobility Technologies(MoT)の「DRIVE CHART」は、タクシーや営業車、走行距離の長いトラックなど、プロの現場で多く採用される交通事故削減支援サービス。現在契約車両は約3万台と、関東・中京・京阪神エリアを中心に全国に広がっている。
一方、DHLジャパンは、世界のロジスティクス産業をリードするDHLの日本法人として、国際エクスプレス輸送やEC商品配送等の事業を展開。従来、集配業務に携わる社員の交通安全対策として、ドライブレコーダーによる指導、独自の社内研修・トレーニング制度などを実施してきた。そのなかで、一段階上の安全運転を目指すため、新たなソリューションを模索。そこで、AIで交通事故に繋がるリスク運転を可視化し、運転手ごとの運転傾向を把握できる点を評価し、「DRIVE CHART」の導入が決定した。
今後、DHLジャパンでは「DRIVE CHART」の活用を推進するとともに、取得したデータを活用することで、各運転手の運転技術の定着度合いを定量的に検証。交通安全対策における各種プログラムを更新していく予定。