2021年12月10日 12:07

AssistMotionは、12月10日、新製品「curara(クララ)」のレンタル販売を開始した。

同社は、信州大学発のベンチャー企業。超高齢化社会の抱える問題を人に優しいロボット技術で解決することを目指している。高齢者をはじめとした身体動作の不自由な人、作業などで身体に障害を負った人、またはそれを予防したい人に対して、歩行動作を支援する「curara」の開発など、歩行補助機器の開発・製造・販売に取り組んでいる。

新製品としてリリースする「curara」は、加齢や事故、病気などによって歩行が難しくなってしまった人のための歩行トレーニングロボット。一般的な歩行アシストロボットとは異なり、同製品は「curara自身が利用者に歩行を教えてくれる」という特徴がある。専用アプリを使うことで、利用者のトレーニング前・後の歩行データを測定したり、利用者別に適切な運動プログラムを提案してそのプログラムの動きを「curara」が自動で行うことができ、導入施設のスタッフ教育の負担を最低限に抑えながら、利用者にとっての「トレーニングパートナー」として歩行機能を取り戻すサポートを行う。圧倒的に軽く、女性でも使いやすいデザインとなっていながら、フルセット(4関節)・ハーフセット(2関節)の2タイプの商品展開により、パワフルな機能が実現できた。

レンタル料は、「フルセット」7万3700円/月、「ハーフセット」5万2800円/月(すべて税込)。2022年5月までレンタル価格10%offの発売記念キャンペーン実施。販売開始日は12月10日。

AssistMotion