2021年12月09日 15:28

EAGLYS(イーグリス)とセーフィーは、EAGLYSのAI画像解析技術とクラウド録画サービス「Safie」を掛け合わせた飲食店向けAI画像解析サービスの共同開発に着手。宮崎県日南市塚田農場水戸駅北口店での実証実験を開始した。
緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が解除されたことで反動需要を受け、飲食店への客足が伸び、人材不足の波が再来。年末に向けた客数増加を見据えた早急な人材確保とこれまで人手で対応していたオペレーションの省人化に取り組むことが必要とされている。
そういった中、飲食店で最も重要な料理の品質を左右する「見栄え」と「提供時間」については、目視で品質チェックを実施する等、人員を当て、各社留意をしてきた。しかし、混雑時には通常時と同様の品質チェック体制を維持することは困難だった。
このたび、クラウド録画サービスで飲食店のオペレーション改善に寄与してきたセーフィーと、高精度・超高速のAI画像解析技術を有するEAGLYSが連携。撮像した映像データにAI解析を組み合わせることで、料理の品質チェックの省人化と料理そのものの品質向上に貢献すべく、飲食店向けAI画像解析サービスの開発に着手した。これにより料理の盛りつけ状況や調理後の経過時間を瞬時に把握することができ、品質の保たれた料理を提供することが可能になる。