2021年08月27日 11:29

ネクストミーツは、豚肉を代替肉で再現した食品「NEXTポーク」を商品化することに成功した。

同社は「地球を終わらせない」を理念として掲げ、子どもたちの明るい未来のために代替肉で気候変動問題の解決に取り組んでいる。2017年から共同創業者2名が研究を始め、プロダクト完成の2020年6月に法人化、2021年1月にはSPACスキームで米国のOTCBBに上場を果たした。世界初の焼肉用フェイクミート「NEXT焼肉」シリーズ、100%植物性の牛丼「NEXT牛丼」や、鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」などをこれまでに販売。2020年12月には総合商社の豊田通商とパートナーシップの基本合意を発表。3月には、世界のVegTech企業21に日本企業として唯一選出された。R&Dセンター「NEXT Lab(ネクストラボ)」にて大豆に限らず植物性の原料から幅広い代替タンパクの研究開発に着手している。

同社では、これまで牛肉タイプや鶏肉タイプの代替肉をリリースしてきたが、その中で多くの人から豚肉タイプも商品化してほしいという要望を受け、「NEXTポーク」の開発を進めてきた。そしてついに商品としての規格が決定し、10月の販売開始に向けて準備をしている。日本食として馴染みの深い「生姜焼き」として、冷凍での販売を予定(自社オンラインショップにて先行発売)。その他にも現在商品化に向けて動いている食品がいくつかあり、9月以降も続々と発表していく。

ネクストミーツ