2021年05月31日 16:48

大阪府堺市に拠点を置く堺打刃物製作卸の高橋楠では、5月31日~8月28日まで、Makuakeにて、堺包丁のクラウドファンディングを実施する。
堺の包丁は600年の歴史があり、今でも数多くのプロの料理人に愛用されている。それは、職人たちが、ただ切れるからではなく、食材の旨味や風味を損なわない切れ味の良い包丁を作っているから。多くの料理人に愛されている堺打刃物を、時代のニーズに合わせた形で、次の世代に繋げていきたく、また、産業として成立させ、持続可能性も追求していくため、クラウドファンディングを立ち上げることとなった。集まった資金は、堺の職人の育成・堺打刃物の持続可能性の実現のために使用する。
販売する「ステンレス製 ペティナイフ150mm・三徳包丁 青森ヒバ八角柄」は、1年待ちの職人が作る至極の包丁。切れ味の良さと研ぎ易さの両方を兼ね備えた一品。柄は抗菌作用があり、まな板にも使われている青森ヒバを使用。口輪は従来の水牛やプラスチックではなく、キッチンによく使われている人工大理石を使用している。また、「ステンレス製 鏡面 刺身包丁270mm&300mm 黒檀八角柄白水牛口輪」はステンレス製の錆びにくい材料を使用して、鏡面に美しく仕上げたもの。柄は、高級感のある黒檀を使用し、口輪は今手に入りにくい白水牛を使用した。
そのほか「黒ダマスカス 切付牛刀240mm&切付筋引270mm 縞黒檀八角柄」「本革包丁巻 3本入り」など。プロジェクトはこちら。