2021年05月31日 16:32

ZaPASS JAPANは、「ビジネスパーソンの内省習慣に関するアンケート」を実施し、ビジネスパーソン208名から回答を得た。まず、仕事や業務軸での内省・振り返りを定期的に行う習慣があるか尋ねたところ、「はい」が64.9%、「いいえ」が35.1%と、6割以上が、仕事や業務軸での内省を定期的に行なっていることがわかった。また5割が、自分の人生やキャリア軸での内省・振り返りの習慣があると回答した。
その効果としては、「この道で良かったと思える」「自分の気分の浮き沈みを少しでもコントロールすることができる」「やりたいこととずれていることに気づき、転職した」などが上位に挙げられた。自分の人生やキャリア軸での内省・振り返りを誰と行っているか尋ねたところ、「一人で」が71.2%で最も多く、「友人と」が22.1%、「コーチと」が18.3%と続く。
一方、人生やキャリア軸での内省・振り返りをしていない人のうち、やった方がいいと考えている人は5割以上。人生やキャリア軸での内省・振り返りをやっていない理由としては「面倒に感じる」「方法がわからない」「1人だと継続できない」などの答えが多かった。
振り返りによって自身のモチベーションや目的を再確認している声も寄せられた一方で、「面倒に感じる」「1人だと継続できない」など振り返りの難しさも。内発的動機を持って仕事に取り組むことの重要性が語られることも多い近年だが、実際の行動としては浸透しきっていない現状が明らかになった。