2021年05月31日 09:29

ケイアイスター不動産は、賃貸住宅付き分譲住宅「戸建て大家さん」を販売に向けて開発した。
収益物件保有を目的に、土地の購入から始める場合、土地購入や建築の外注に仲介手数料等の利益が加算され、結果、多額の費用が必要となる場合がある。すでに土地を所有している場合も、その場所が駅から遠いなど賃貸運用に適さない場合は、空室によって採算が取れないリスクが大きくなる。また、収益物件を購入する際のローンは、住宅ローンに比べ金利が高い傾向にあり、賃貸物件が空室となると十分な収益を得られないまま、ローンの返済が発生する。
この様なリスクを回避するため、分譲によるマイホーム(住む)+賃貸(貸す)を可能とした「戸建て大家さん」を開発した。同社では、2020年にコンセプト物件として埼玉県さいたま市浦和区に同商品を販売した。多くの反響があった結果を受け、条件を精査し販売に向けて開発を進めてきた。「戸建て大家さん」の特徴は、「戸建ビルダーだから出来る好立地な土地の提案が可能」、「住宅ローンが組めるので金利が安い」、「ライフスタイルに合わせた活用方法」、「老後の資産形成」。首都圏エリアに特化した分譲住宅の新商品により、投資用賃貸物件を所有するハードルを下げつつ、立地が良く毎月の返済も抑えられる住宅購入の提案が可能となる。
同商品は、首都圏エリアを中心に展開。まずは、購入希望者を対象として7月を目標に販売開始を目指していく。