2021年04月27日 15:21

データ分析基盤コンサルティングを実施しているメソドロジックは、日立造船のIoT基盤のデータ分析の課題に対して、「レイクハウス・プラットフォーム」の導入支援を行った。これにより日立造船は、同社のIoT基盤と連動するデータ分析・機械学習システムの運用を効率化するとともに、データブリックスを用いたデータの利活用を実施する。

今回日立造船では、IoTと連動したデータ分析、機械学習のシステムの導入運用を検討・実施していくにあたり、大量データの分析に関する不安、データ分析者の育成、機械学習でのモデル管理・スムーズなデプロイ環境といった課題があった。これらの課題を解決するために、データブリックスのパートナーであるメソドロジックは、データブリックスの「レイクハウス・プラットフォーム」による課題解決を提案した。

データブリックスは、大量データ処理の中心的な分散処理エンジンApache Sparkを中心としたプラットフォーム。ストリーミング処理とバッチ処理の両方に対応できることが強みであり、IoTデータ取集に強みを発揮する。また、Spark向けに特化されたストレージソフトであるDelta Lake(データレイク)により、高速かつ高信頼性のデータパイプラインを構築することを可能にする。

日立造船では、データブリックスの各種機能を5カ月間にわたり検証、評価し、導入を決定。今後、様々なデータに対してデータブリックスを用いたデータの利活用を実施していく。