2021年04月27日 14:00

レインディアテクノロジーは、ITエンジニアのクラウド設計効率を向上させる設計管理サービス「ForkMe!(フォークミー)」ベータ版の提供を開始した。
「ForkMe!」は、ITエンジニアが、チームや有識者がつくったクラウドの設計を、簡単に複製、再利用できるようになる。似たような作業を繰り返す設計現場の労力を削減し、断片的なネットの情報に頼るITエンジニアのストレスを解消する。ソフトウェアの世界で広く用いられる「フォーク(派生/複製)」という開発手法を、クラウドの設計に応用する点が、同サービスの大きな特徴だ。
また「ForkMe!」はコードによる正確な設計記録で、設計ノウハウの蓄積を支援。そして自動生成するレポートにより、情報システム部門の設計レビューを容易にする。これらは組織におけるCCoE(Cloud Center of Excellence:クラウド活用力を向上させるチーム)の活動を強化するもの。CCoEは組織のITガバナンスを強化する仕組みで、クラウドの利用リスクを低減しながら、柔軟で高速な技術利用のメリットを最大限に引き出す。昨今注目される組織のDXにとって、クラウド活用は大きなテーマ。「ForkMe!」はITエンジニア個々のスキルアップと同時に、組織のクラウド活用を支援することで、DXの推進に貢献していく。