2021年03月18日 19:05

TBMと三菱鉛筆は、福知山市の環境問題への取り組みを支援すべく、「FUKUCHIYAMA×SDGs」とプリントされた「uni LIMEX(ユニ ライメックス)」を福知山市が3月18日に任命するSDGsパートナーに進呈する。
三菱鉛筆は、植物由来の新素材「セルロースナノファイバー」の実用化(2015年)、グリーン購入法適合商品の充実化を行っており、環境保全への貢献を目指し、商品開発を行ってきた。TBMは、世界各地に埋蔵量が豊富で、日本においても100%自給自足できる石灰石を主原料としたLIMEXを開発することで、SDGsで定められた17の目標のうち、8つの項目に貢献することが可能。LIMEXは劣化しにくく、ロスが少ないリサイクル性能の高い素材でもあり、プラスチックや紙の代替素材として期待されている。両社は2018年9月に資本・業務提携を結び、環境負荷を低減することが可能なLIMEXを用いた商品の実用化に向けて開発を推進してきた。
近年、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、企業の環境問題への配慮や対応が求められている。また、海洋汚染の主要因としてのマイクロプラスチックの問題など、使い捨てプラスチックを巡る議論が国際的に高まっており、使い捨てプラスチックを規制する動きが強まっている。「uni LIMEX」はLIMEXをペン軸に使用しているため、石油由来プラスチック使用量の削減に繋がり、天然資源の持続可能な利用に貢献する。
「uni LIMEX」は参考価格1本220円(税込)、替芯参考価格66円(税込)。