2025年05月07日 09:06

フードテックマイスターは、職人の技術を機械学習するバウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」を、和歌山市の洋菓子店Petit a Petitに導入した。和歌山県へのTHEO導入は初めて。スタッフと共に和歌山のスイーツを盛り上げる。

THEOはユーハイムが開発したバウムクーヘンAI職人。職人が焼く生地の焼き具合を各層ごとに画像センサーで解析し、その技術をAIに機械学習させデータ化、無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼きあげることができる。

女性のパティシエ=パティシエールとTHEOがタッグを組むのは今回が初めて。フランス語で「少しずつ」を意味するPetit a Petit(プチ・タ・プチ)という店名は「少しずつでお客様に喜んで頂ける様に、もっともっとおいしいケーキを作っていきたい」という宮本シェフの信念が込められている。

こだわり素材のバウムクーヘン「バウムクーヘン幸-sachi-」は、紀州九度山糸卵の玉子農場の地養卵と国産小麦、こだわりの本葛粉を使用する事でよりしっとりふんわり焼き上げたバウムクーヘン。幸せを感じるやさしい味に仕上がった。大切な人と大切な人へ幸せな気持ちと笑顔が広がっていきますように。そんな想いを込めてこの名前を付けた。今回のプレーン味に引き続き、今後は紀州梅を使用したものを考案している。

「バウムクーヘン幸-sachi-」は1728円(税込)。