2020年12月14日 13:17

良品計画は、12月11日より、無印良品40年を記念した企画「天下取っても二合半。」の特設WEBサイトを開設した。
1980年に誕生した無印良品は、今年で40年を迎える。無印良品は、店舗が土着化すること、すなわち地域住民同士が交流しつながるプラットフォームとなることを目指し、全国に展開する店舗を軸として、地域の人々との交流やつながりを深め、各地域を拠点に活躍する人々を招いたトークイベントや展示会、無印良品の専門販売員によるワークショップなどのイベントを行ってきた。
今回の企画は、店舗でのイベントからオンラインに場所を変え、メインタイトルを「天下取っても二合半。」と置いたインタビュー動画。「天下取っても二合半」とは、「人はいくら偉くなっても二合半以上のお米は食べきれないのだから、欲張るのはやめましょう」という意味のことわざ。この言葉の中には、無印良品の掲げる「『これがいい』ではなく『これでいい』」という思想が持つ理性的な満足感に近い性質があると考え、今回のメインタイトルとした。
同企画では、これまでに全国各地の無印良品で働く良品計画の社員が出会った、地域に根ざしたくらしを営む人々をゲストとして迎え、ゲスト本人の今に至るまでの経緯や、多角的な視点を交えながら、「無印良品との出会い、きっかけ、つながり」「無印良品10年後に期待すること」など、共通テーマに沿って話を聞く。ゲストの人々の目を通して浮かび上がる無印良品の「これでいい」の姿から、現代の簡潔で気持ちの良い生活について考えていく。