2020年12月03日 12:35

良品計画は、日本民藝館が所蔵する作品の移動展覧会「民藝 MINGEI 生活美のかたち展」を、1月16日より順次開催する。

異なる時代に生まれた民藝運動と無印良品は、それぞれが消費社会において、流行や生活様式の変化を受けながら自らの原点に問いを投げかけ続けてきた。この移動展覧会「民藝 MINGEI 生活美のかたち展」は、未来の無印良品に向けた新たな旗を立てるべく、日本民藝館の協力を得て民藝の美に学びながら、これからの道しるべを見出すためのメッセージを創造していく展覧会だ。店内にあるコミュニケーションスペース「Open MUJI」に作った特設の空間で、人々のくらしから生まれてきた民藝品と、現代のくらしの基本となる日用品としての無印良品の製品を展示する。

無印良品はその名のとおり、日用品が主張することなく、日々のくらしのなかに溶け込んでいくように、ものづくりを続けている。台所、居間、洗面所などのどんな場所においても、また日本全国はもちろんのこと、世界中においても、日常に溶け込み、人々の役に立てる存在でありたいと願っている。この展覧会が、無印良品のものづくりに込められた思想を一つひとつじっくり確かめてもらえる機会になればと考えている。

まずは、2021年1月16日~3月7日までの期間、7月に新潟県上越市にオープンした「無印良品 直江津」で開催(入場無料)し、以降は東京・銀座など、全国各地の無印良品店舗を巡回する予定。

「民藝 MINGEI 生活美のかたち展」特設WEBページ