2020年11月04日 18:38

OKIが尾畑酒造が運営する「学校蔵」で実施してきた日本酒造り「学校蔵プロジェクト」による日本酒「挑~進取の精神~」が完成し、現地でお披露目のイベントが行われた。

「学校蔵」とは、尾畑酒造が、2010年に廃校となった地元の小学校の木造校舎を改造して2014年に再生した酒蔵で、2020年5月には「清酒特区」第1号認定を受け、地域に根差した日本酒造りを進めている。OKIは尾畑酒造の「学校蔵から佐渡と日本酒の未来に夢を」という地域社会の発展に貢献する考えに賛同し、日本酒造りへの参加という形で「学校蔵」を支援してきた。2020年6月には清酒特区認定後初シーズンとなる学校蔵での日本酒造りに、OKIの社員が体験参加している。

今回完成した日本酒は純米大吟醸で、「歴史の継承と未来に向けた新しいモノづくりへのチャレンジ」をコンセプトに、淡麗旨口、軽快でなめらかでありながら深いコクがある味わいに仕上がった。創業139年の歴史と伝統を継承しながら、未来に向かって変革に挑戦し、常に新しいモノづくりにチャレンジするOKIの姿勢と、企業理念からとった「進取の精神」を組み合わせ、「挑~進取の精神~」と命名。

10月30日に現地で行われたお披露目イベントでは、OKI宮澤常務執行役員が、あらためて尾畑酒造への感謝を述べるとともに、「OKIは来年創業140年を迎えるが、これからも変革、改革に挑戦していきたい」と語った。詳しくはこちら