2020年11月04日 15:28

タイムズモビリティは、企業の駐車場にモビリティサービス「タイムズカー」の車両を配備し、企業の専用車両として利用できる新たなサービス「配車型カーシェアリング」を開発した。
カーシェアとレンタカーのいいとこ取りをしたモビリティサービス「タイムズカー」は、会員登録すれば、24時間365日いつでもクルマを15分から利用可能なサービス。無人サービスのため店舗での手続きは不要で、早朝や深夜でも自宅近くの駐車場や空港、主要駅などにあるステーションからすぐに出発することができる。
今回、新たに開始するサービスは、曜日限定で契約企業指定の駐車場にタイムズカーの車両を配備し、専用車両として利用できるようにするもの。契約にあたっては、車両の配備場所となる駐車場を契約企業に用意してもらうほか、「タイムズビジネスカード」を新規または追加で契約する必要がある。
同サービスを開発した背景には、働き方改革に加え、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による直行直帰やテレワーク、出勤場所の分散など働き方の多様化の進行がある。withコロナの中では特に、多様で柔軟な働き方が求められるが、出社人数や出勤場所に応じて必要な台数の車両が配備される同サービスは、車両の新たな配備方法として活用してもらえると考えている。なお、契約第1号として、11月より三井住友銀行へサービスの提供を開始する。