2020年10月09日 15:29

凸版印刷が運営する印刷博物館 P&Pギャラリーは、10月10日より「現代日本のパッケージ2020」展を開催する。

生活のなかで身近な印刷物の代表であるパッケージは、社会と強く結びつきながら、日々試行が繰り広げられ、デザインや機能が進化を遂げている。例えば、あらゆる人が使いやすいユニバーサルデザイン、地球環境に優しいエコロジーなど、一般にも馴染みのある社会的テーマはパッケージ制作の課題とも重なっている。6回目となる本展では、こうした時代のニーズや今後想定される解決すべき課題に対し、パッケージの現場で重ねられた取り組みの成果を知る機会の一つとして、日本で開催されている大規模なパッケージコンクールの受賞作を中心に紹介する。

展示内容は、「第59回ジャパンパッケージングコンペティション」、「2020日本パッケージングコンテスト(第42回)」、「JPDAパッケージデザイン・インデックス Our Best Works(特集:ロングセラーのパッケージデザイン)」の作品。本展は、消費者が直接手にするものから普段はあまり目にすることのない輸送包装など、展示された様々な種類のパッケージを通じて、身近な存在でありながら、普段はなかなか深く知る機会の少ないパッケージの面白さに触れることのできる機会となる。

入場は無料。会場は印刷博物館 P&Pギャラリー(東京都文京区水道1丁目3-3 トッパン小石川ビル)。会期は10月10日~12月6日。

詳しくはこちら