2020年10月05日 18:35

ゴリラクリニックは、「美容医療は女性向け」の常識を覆し「男性特化」で急成長。業界のタブーに挑戦し、6年で全国19院・患者数が34倍になった。

男性にとってかつては遠い存在であった「美容医療」。男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」が池袋に1院目を開院した2014年は「美容医療は女性が受けるもの。男性が受けるのは稀である」と男性のみを対象とするには懐疑的な意見があったと同時に、「男性向けの医療機関」は包茎手術やED治療、またはAGA(男性型薄毛)専門クリニックに限られていた傾向があった。美容業界では当時「男性専門院は上手くいかない」とタブー視され続けていた。

それから年月が経ち、ゴリラクリニックは現在、全国19院を展開するに至り、今年10月11日には6周年を迎える。これほどの短期間で成長を遂げることができた背景としては、男性の美意識が変化しつつあることはもちろんだが、他のどのクリニックも踏み込まなかった領域「男性特化」「男性志向」を徹底的に意識し追求し続けることで、女性の目を気にせず来院できたことほか、この問題を解決できたことが男性患者から支持されている理由のひとつだと認識している。

創業当時は「コンプレックスを解消したい」というニーズが大半でしたが、現在では「美を追求したい」「男性だっていつまでも若々しくありたい」「ビジネス上の身だしなみ」「利便性の追求」など、ニーズが多様化している。