2020年10月05日 16:50

北川本家は10月 5日(月)より、クラウドファンディング CAMPFIRE「『山田錦のお米とお酒』創業360年 京都・伏見で顔の見える酒造りと農家との取り組み」を開始した。
本プロジェクトは、酒造好適米(酒米)の契約農家である丹州河北農園(京都府綾部市、河北卓也 通称:卓ちゃん)と共同で8月に始めた共同施策の第2弾で、新型コロナの影響による日本酒の減産、農家への酒米の発注激減、農家での山田錦の生産減少の悪循環を食い止めるための支援を募集する。
新型コロナ感染症(COVID-19)拡大防止のための飲食店の休業や営業自粛から、日本酒が減産に追い込まれ、それによって酒蔵も今季の酒米が予定通り発注できなくなった。それでなくても高齢化の進む農家は注文の減る山田錦を植えなくなり、そのうち消滅してしまうのではないかという危機に面している。そこで、美味しい日本酒を作り続けるために、20年間の長い付き合いの中で様々な困難に立ち向かってきた両者が、今回もこの危機を一緒に乗り越えようと、クラウドファンディングを行うことを決意。その結果、普段は食べない山田錦を食してもらい、その米でできたお酒を飲みながら、この問題に関心を持ってもらおうというアイデアが生まれた。
リターンとしては、河北農園で契約栽培している酒米「山田錦」だけで醸造した「富翁 純米吟醸 丹州山田錦」と、河北農園が生産した「山田錦」の白米を真空包装したもののセットや、その他のものと組んで、3,000円から100,000円まで準備。詳しくはこちら。