2020年07月28日 18:40

グローバル採用支援を行うフォースバレー・コンシェルジュは、今年5月よりコロナ禍で失業した外国人技能実習生の再就職支援を行い、この度、雇い止めせざるを得ない企業と新たに受け入れを希望する雇用先とを無料で繋いだ。

政府がコロナ禍で打ち出した特別支援策により、失業した外国人技能実習生は別の企業に再就職し、最大1年間、在留資格「特定活動」で就労することが可能となった。特定活動で再就職した外国人技能実習生は、在留資格「特定技能」への移行が前提となり、特定技能に移行ができれば合わせて最大6年間、日本で就労することが可能。

同社ではこの制度を活用し、外国人技能実習生を雇っていた企業と新たに外国人技能実習生の受け入れを希望する雇用先とを無料で繋ぐ取り組みを行い、日本での就労継続を希望する兵庫県の皮革製品製造企業で就労していたベトナム人技能実習生3名が、北海道の2つの畜産農家に再就職した。

再就職先からは「人手が足らず困っていたところ、同社ホームページをみつけた。今回はタイミングが非常に良く、本当に助かっている。」(畜産農家/人事担当)、「(実際に再就職した外国人技能実習生は)とてもよく働いてくれている。うちが少しでも力になれるなら。」(畜産農家/代表)などの声が寄せられており、再就職が叶った外国人技能実習生からも「元の職場で働けなくなると聞き、借金もあるので心配だった。再就職できてよかったし、楽しい」と、喜びの声があがっている。