2020年07月27日 09:03

EDGEは、山梨県小菅村との共同事業として、分散型ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」の第2期プロジェクトである新棟「崖の家」を8月7日に開業する。
同ホテルのある多摩川源流に位置する小菅村は、人口がピーク時の1/3の約700人まで減少するなど、深刻な過疎高齢化に直面している。この美しい自然と村の文化を後世に残していくため、2019年8月に、「700人の村がひとつのホテルに。」をコンセプトとして、地域全体を一つの宿に見立てる分散型ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」を開業した。その第2期プロジェクトとして、小菅村の特徴的な地形である急峻な崖に張り出すように立っていた2棟の古民家をリノベーションした新たな客室棟「崖の家」を開業する。
新型コロナウィルス感染拡大により、都市近郊への観光(マイクロツーリズム)のニーズが高まっているが、小菅村は東京都心部から車で約2時間で行くことができる、まさにマイクロツーリズムに絶好の目的地。また、同ホテルは客室が分散しているため密になりにくい宿泊形態だが、新棟では、さらに他の宿泊客に接することがない「部屋でのチェックイン、チェックアウト」、「部屋での料理・食事」、農作業体験等の「オープンエアでのアクティビティ」など、三密回避の宿泊・観光体験を提供。さらに、「つながる食卓」をテーマにしたローカルガストロノミー、東山魁夷の絵画を連想させる唯一無二のマウントビュー、といったコンセプトに基づき、独自の体験価値を提供していく。
所在地は山梨県北都留郡小菅村1553-6。