2020年05月11日 18:01

アースアイズと日商エレクトロニクスは協業し、新型コロナウィルス対策としてAIを使った「ソーシャルディスタンスカメラ」を店舗および施設向けに販売する。

昨今の新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言の中で、スーパーマーケットやドラッグストアが混雑し密集する一方、飲食店やデパート、遊園地などの施設は、一時的な休業に追い込まれている。アースアイズは、人を自動認識できる技術はもちろん、カメラで測距できる(目標までの距離を測る)特許技術を取得している。この技術を応用し、人と人の距離を保ちながら、安全かつ快適に利用できるソリューションを提供できないかと模索、研究し、今回「ソーシャルディスタンスカメラ」の開発に成功した。今回、アースアイズと日商エレは、4月に資本業務提携を開始し、共にICTで安全安心な社会づくりの支援を目指す協業の第1弾として「ソーシャルディスタンスカメラ」を展開することになった。

「ソーシャルディスタンスカメラ」は、3D空間認識技術で施設内外の人数や人と人の距離を認識し、混雑レベルを検出。利用者はスマホなどからその混雑レベルを画像で確認できる。利用者は、直接施設内の混雑状況をタイムリーに把握した上で来場することができるので、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア、商店街、ショッピングモール、遊園地、観光地など、小売店や公共施設などで幅広く利用可能だ。

価格は、専用カメラ1台7万8000円より(税抜)。構成などによりサーバー応相談、別途月額費有。

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