2020年05月11日 15:51

RUNWAY Design(ランウェイデザイン)は、郵便をクラウド上で管理できるサービス「atena(アテナ)」の提供を5月11日より開始した。
今般の新型コロナウイルスにより多くの企業で在宅勤務への移行が行われているが、郵便物の管理をはじめとする一部の業務はいまだに出社が求められている。TDMテレワーク実行委員会が加盟24社へ行ったアンケート調査では6割の会社で月末に集中する請求書処理などの出社が発生したとの結果もある。また、取引先へ電子化を求めても対応できないなどの課題も指摘されている。ランウェイデザインでは、テクノロジーの活用によりそれらの課題を解決できないかと考え、手軽に郵便物をクラウドで管理できるサービスの提供を決めた。
「atena」に登録すると、すぐに利用者専用のクラウド上の住所が発行され、その住所に送られた郵便物をクラウド上で閲覧・破棄・転送などが可能。配達状況はLINEやSlackなどでチェックができる。「atena」は個人・法人問わず利用でき、法人登記も可能。「atena」を利用することで、郵便物チェックのために従業員が出勤する必要がなくなり、完全な在宅勤務環境の実現にも貢献する。「atena」では、郵送物の管理や通知、データのやりとりを全てシステムで一元管理したり、パートナービルディング制を採用することなどにより、掛かる諸経費を抑えることを可能にした。
料金は月額980円から。