保育士養成スクール「ココキャリ・アカデミー」を運営しているキャリアフィールドは、4月21日（火）より、保育園で働きながら国家資格である保育士資格の取得を目指すことができる講座について、受講料全額免除の特別枠を100名募集する。対象者は資格取得に向けた講座を無償で受講することができ、資格取得後は保育園で正社員として採用される。

新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、解雇による離職や内定取消し、就職活動中の採用選考の中止など、「仕事探し」を余儀なくされるケースが相次いでいる。その一方で、保育業界は近年の保育需要の高まりにより保育施設が急増し、「保育士不足」が深刻化。厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ（2019年4月1日）」によると、保育施設は2012年が2万4,000ヵ所であるのに対し、2019年は1.5倍の3万6,000ヵ所に増えている。

また、利用児童数は2012年が218万人であるのに対し、2019年は1.2倍の268万人に上っている。保育施設の増設に伴い利用者も増加するため、需要に供給が追い付かず、保育士不足が続いている状況にある。

そこでキャリアフィールドでは、こうした双方の問題を解消すべく、新型コロナウイルスの感染拡大により「仕事探し」を余儀なくされた人を対象に、保育園や幼稚園で働きながら保育士資格の取得を目指すことができる講座について、受講料全額免除の特別枠を100名募集することとした。勤務エリアは1都３県（東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県）。応募はこちら。