2020年03月19日 14:59

メニコンは、1日使い捨て乱視用コンタクトレンズ「Magic toric」を3月19日から販売開始する。

1DAYコンタクトレンズの市場は増加傾向にあり、2020年には2300億円を超えると予測されている。その中でも若年層の1DAYタイプ装用者割合が高く、10代のコンタクトレンズ装用者における1DAYタイプ使用割合は約50%となっている。

Magicシリーズは、レンズ内面にふれずにレンズを取り出せる「スマートタッチ」と、従来のコンタクトレンズとは全く異なるユニークな形状で薄型パッケージを実現した「フラットパック」という同社独自の特長を併せ持つ製品。レンズの表裏判別が簡単で、持ち運びに便利な薄型パッケージとなっており、コンタクトレンズを使用し始めたばかりで、レンズ装用に不慣れな人も安心して使用することができる。今回発売する「Magic toric」は、コンタクトレンズを始める乱視の人にお勧めの製品だ。

乱視とは、角膜や水晶体のゆがみにより、網膜上に正しく像を結ばない状態をいい、乱視の人は、黒板の字やボールなどを注視する際に、モノが二重に見えたりにじんで見えてしまう。一般的に、近視用レンズと比較して乱視用レンズの価格は高く設定されているため、乱視用レンズを装用した方がよりはっきり見える場合でも、近視用レンズを使用しているケースが多いと考えられる。Magicシリーズは定額制システムのメルスプランにラインナップしており、メルスプランの会員においては、近視用レンズ・乱視用レンズともに同一月会費となっている為、気軽に乱視用レンズを利用できる。

メニコン