2020年03月18日 14:05

アクアムは、3月17日、レジリエンスジャパン推進協議会による「第6回ジャパン・レジリエンス・アワード2020(強靱化大賞)」において、空気から水をつくる技術とその取り組みが評価され、最優秀賞を受賞した。
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」とは、次世代に向けたレジリエンス社会構築へ向けて、強靱な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等を実施している企業・団体を評価・表彰する制度だ。
アクアムは、空気中の水分を吸着して濾過させることにより、空気から水をつくる「空気製水機」を企画・販売している。今回、「避難所における飲料水の確保」をテーマに、中型製水機「AQ200」を高知県中土佐町の久礼小学校(指定避難所)に設置する。指定避難所への空気製水機の導入は国内初。中土佐町は大規模自然災害への対策強化を推進しており、こうした行政と連携し、防災拠点の機能強化に向けた取り組みを行うことが高く評価され、最優秀賞を受賞した。
アクアムの空気製水機は日本国内で製造しているため、国内の水質基準や電気用品安全法の基準をクリアし、安心・安全な水をつくることができる。導入後は協力会社と連携し、保守・メンテナンスにも全国各地で対応。ウォーターサーバーのようなボトル交換が不要なので、ゴミを減らすのはもちろん、CO2を削減できるという利点もある。空気製水機「AQ200」は、除湿・空気清浄を行いながら、1日平均で200リットル、最大300リットルの飲料水を製水する。