2020年03月17日 12:13

「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」の参加事業者である「まがら洋菓子研究」「荒井農産」は、2018年10月にいわき市が発表したシティセールス基本方針のメインコンテンツである「フラシティいわき」のロゴを商品ラベルに配置した「マカロンラスク」「和風シラチャソース」を昨年末から販売している。
このたび「あぶくま川内」では、竹串で刺して荒塩を振ってから焼いた「いわな塩焼きサブレ」を販売する。本商品は、川内村産のイワナの処理で残った中骨を、魚粉にして生地に練りこみ、まるでイワナの串焼きの様に竹串で刺して、荒塩を振ってから焼いたお菓子。焼いているのは、いわきの授産施設ゴールデンハープのパン屋部門「フルクテン」で、福祉連携した商品となった。
女性も買えるイワナのお菓子ということで考えたのだが、ただのサブレだと面白く無いので、イワナの串焼きに近づけるように実際竹串で刺し、荒塩を振ってから焼くことにしたという。販売後は、価格、見た目、味といずれも好評。
ふくしまみらいチャレンジプロジェクトは、経済産業省の委託事業「平成31年度地域経済産業活性化対策委託費」の取り組みとして2016年6月に発足。避難指示などの対象となった福島県被災12市町村の事業者を対象に、福島相双復興官民合同チームと連携して、自社商品の改良・開発、テスト販売や商談などの販路開拓機会の提供、流通対策や商談力向上のセミナーなど様々な支援を行っている。