2020年03月16日 11:12

コクヨは、3月14日、働く・学ぶ・暮らすシーンで新しい価値を生み出すプロダクトデザインを集めて商品化を目指すコンペティション「コクヨデザインアワード2020」受賞作品計4作品を決定した。
コクヨデザインアワードは、一般から作品を募集して商品化を目指すプロダクトデザインのコンペティションとして、ユーザー視点のものづくりの推進を目的に掲げ、2002年に創設。以降、今回の開催で17回目を迎える。審査員には国内外で活躍するトップクラスのクリエイターを迎え、近年は海外からの応募者が半数近くを占めるなど、国際的なコンペティションとして発展している。
特に近年はストーリーやシーンを丁寧に提案できていることを重視してきたが、今回は応募者の創造性やインスピレーションの解放を促すことを第一に考え、「♡(ハート)」というテーマを設定した。あえて「♡」の読み方は設定せず、「♡」という記号をどのように読み、解釈するかを応募者に委ねることで、驚きのある、直感的に心を動かすような魅力やパワーを持った作品が集まることを期待した。
「コクヨデザインアワード2020」(作品応募期間:2019年7月19日~10月18日)では、国内外55カ国から応募された合計1377点を審査。その結果、グランプリは「いつか、どこかで」(「オバケ」友田菜月さん、三浦麻衣さん)、優秀賞は「オルゴールテープカッター」(鳥山翔太さん、柳澤駿さん)、「オヤコゴコロ」(山川洋平さん)、「FROM TREE TO FOREST」(Tuncay Inceさん)に決定した。