2020年03月10日 18:50

全国で24時間スマホで呼べるベビーッター・家事代行サービス「キッズライン」を運営するキッズラインには、この度の全国一斉休校の要請が出されて以降、ベビーシッターになることを希望する応募者が増加。対応を急ぐとともに、保育士および看護師資格を持ち、キッズラインに登録する人へ1万円を支給することを決定した。
小中高校への休校要請のあった2月28日夜以降、「キッズライン」ベビーシッターの応募者数が増加し、1日あたり、最大で通常時の4.5倍の応募者数となった。その後も応募者は増加し、3月5日までで、通常時と比べ平均3倍もの応募者数で推移している。背景には、「子どもの預け先に困っている家庭に対して協力をしたい」という人や、「保育資格を持っているので役に立ちたい」など、子育て経験や保育士・看護師などの人を中心に、多くの応募がされている状況。
また、全国一斉休校要請が発表された翌日の28日夜には、内閣府が3月限定で内閣府ベビーシッター割引券の利用枠を、1か月最大26万4000円まで引き上げる特例措置を発表した。通常のベビーシッター割引券の利用枠は1か月最大5万2,800円だが、3月のみ最大26万4,000円まで増額したことで、ベビーシッターサービスを利用しやすくなる。
さらに通常、当該割引額は雑所得として課税対象だが、3月のみ特例措置の趣旨に沿った割引券の利用による割引額は非課税となることも発表された。そのため、利用を希望する保護者や企業から、本制度利用の問い合わせおよび申込みが急増している。詳しくはこちら。